わたしは池江璃花子選手のファンです。
応援しましたし、これからも応援し続けます。
が、“池江五輪”はウンザリ。
0.池江選手を応援したくて
このブログ、純粋に池江璃花子選手を応援したくて、池江選手の記事を書き始めたんだけどなあ。
1.白血病
池江選手の白血病が発表されたとき、愕然としました。
多くの池江ファン、水泳ファン、オリンピックに期待している人たちもそうだったでしょう。
もちろん、池江さん自身がいちばん愕然としたでしょう。
当時、まだ19歳だった池江さん。
オリンピックどうのこうのという以前に、病気をどうとらえるか、どう闘っていくのか。
想像するのは難しいです。
でも、そこからよくぞ復活してくれました。
延期も功を奏し、当初「パリ五輪を目指す」と言っていた池江さんは復活し東京五輪への切符を手にしました。
周囲のサポートも、復活には大きく影響したと思います。
2.闘病の途中から
が、ある時期から違和感を感じるようになりました。
白血病患者である水泳選手のサポートというのがそもそも普通じゃないのですが、あるときから必要以上のサポート、応援が加わっていったように感じました。
わたしの個人的な感覚、印象の話なので、特定の名前とか出来事に言及はしません。
何が違和感だったか、というと、池江さんが【自分自身が思っている以上に】頑張らなければならなくなった、そんな環境が作られていった。
言葉で表現しようとすると難しいのですが、そんなことです。
スポンサーやら、JOCやら、スピリチュアルなものやら、その他目に見えないものやら。
そして、新型コロナウイルス。
アスリートに企業などのサポート、スポンサーは貴重な存在。
金銭を含む様々なサポートは欲しいもの。それは否定しません。
3.電通パソナ五輪
池江さんの預かり知らぬところで(だと信じたい)、東京オリンピック・パラリンピック(以下、東京オリパラ)が開催されるべきか否か、という問題をはらんでいきました。
以前から東京オリパラは、様々な課題を抱え、それらが徐々にふくらんでいきました。
- どこが復興五輪?
- アメリカのメディアのための酷暑のオリパラは要らない
- ボランティアは無償で、電通パソナは巨額のマージンで
- バッハIOC会長の傲慢、JOCの忖度
- コロナウイルスを無視し続ける菅政権
そんな中、池江さんは、東京オリパラを開催させるための人たちにとってのシンボルになり、逆に開催反対・延期を主張する人たちのシンボルにもなっていきました。
そして東京オリパラは、わたしに言わせると「池江五輪」に変わっていきました。
4.池江だけが主人公の東京オリパラ
昔からメディアはそうでしたが、期待される競技・種目だけ、選手だけをとりあげます。
そして、今日(7月31日)のオリンピック(パラリンピックを含まない)での水泳競技の終了を
「池江の夏が終わる」と報じるメディアが出る始末。
ま、想像の範囲内ではありましたが。
5.最後に
これからも池江さんの応援は続けます。
池江さんに罪はないと思います(思いたい)。
が、オリパラは応援しないかも。いや、「応援しない」というより「応援できない」に変化していくかも。
(1)池江璃花子さんへ
池江さん、これからも水泳を続けてください。
周囲の雑音に惑わされず、我が道を進んでください。
応援しています。
ご自身の影響力をご理解いただき、周囲のよからぬ人物、組織、団体の広告塔にならないようお気をつけください。
(2)池江さんを使って悪事を企てる人たちへ
悪いことは止めてください。
池江さんを含むアスリートを使って、不正義なことを企てることをやめ、今すでに実行しているならそれも止めてください。
あなたがたが不正義と思っていなくとも、世の多くの人たちが不正義だと感じるような、不安を感じるようなことは止めてください。
コメント