JLPGA(日本女子プロゴルフ協会)は、ゴルフ大会のメディア放送を変えるようです。
この戦略変更は、今後の女子プロゴルフの人気に大きく影響しそうです。
(ここでメディアとは、地上波のテレビ放送、インターネットで放映される動画などの全体を指しています。)
GMOインターネットの熊谷正寿会長兼社長のスポンサー辞退発言や、JLPGA 小林浩美会長の反論等の騒動もありましたが、ここではいち女子プロゴルフファンとして感じることを書きたいと思います。
GMOが女子ゴルフ主催を辞退 熊谷氏「ネットは有料放送のみ」に反発【国内女子ツアー LPGA】|GDO ゴルフダイジェスト・オンライン (golfdigest.co.jp)
録画のテレビ放送のつまらなさ
日曜日の14時〜15時ころには終了することの多い女子プロゴルフのゲーム。
地上波のテレビ放送は大体15:30〜16:00頃からスタートしてます。
つまり、テレビ放送がスタートする頃には、結果は確定しています。
「結果を知らずにテレビ放送を観て楽しみたい」
というファンはいますし、結果を知ることができるのはSNSやネットニュース、スマホのニュースアプリなど限定的ですから、知らない状態でテレビ観戦の方もいらっしゃる。自ら結果を調べなければ結果を知ることはない、とも言えます。
(JLPGAも、試合の途中まではスコアを速報するので結果を知ることができますが、テレビ放送が始まると更新を停止します:テレビ放送への配慮でしょう)
わたしはネット等で結果を早く知りたいと思う方なので、調べてしまう。
テレビ放送がしらけます。
果たして、生放送ではない、録画の放送が必要なのだろうか。
たとえ無料だとしても。
テレビ放送のカメラと解説など
録画、編集されたテレビ放送だと、テレビに映る映像もつまらないものになります。
ほとんど多くがトップにいる選手たちのホールを中心に放送。
ランキングが下だったり、人気が低かったり、その日の順位が下の選手は映るのがまれ。
ファンあってのスポーツ(他の種目も含め、ほとんどプロスポーツはファンあってのもの)だろうに、一部の(たとえ人気があっても)選手だけが放送に映るのは偏っていると感じます。
それと、非常に個人的な感想ですが、一部の解説者の言動も気になることがあります。
詳しくは触れませんが。
インターネット放送の自由さ
過去に視聴したことのあるネット上でのゴルフの放送(無料)は、とてもよかった。
- チャンネルが複数ある場合がある(放送をしているのが1つの企業であっても)
- コマーシャル(宣伝映像)がはいらない もしくは 少ない(全部ではないけど)
- パソコンやスマホとインターネット接続があれば視聴できる
- メディアの性格上、録画放送もありません(ないことはないけど)
- テレビ局やその番組を提供しているスポンサー企業に気を使わなくて済む
などのメリットがあります。
これらの、わたし目線からのゴルフ番組のメディアの印象が、今回のメディア戦略変更によってどう変わるのか。
誰に・どこにメリットがいくのか。選手に?ファンに?スポンサー(大会主催者、プロ選手の所属先、放送権者・・・)に?
女子プロゴルフはファンを大事にすることで、ここまで盛り上がったという見方をわたしはしています。
その路線、考え方だけはずらさないでほしいと希望しています。
昔、同じような記事を書いてましたね。
ゴルフの動画がたくさん観られるアプリをご存知ですか。
「GOLF Net TV」
多くの大会がこちらのアプリで放送されるようになってきましたので、入れておいたほうがよさそうです。
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