結論から言うと、川内優輝選手の存在は、日本陸上界に意味があると思います。
ただいま、防府読売マラソンの競技中。
川内選手は、プロではありません。
埼玉の公務員です。
なので、練習環境も、試合への出場も、全部自腹。
試合への出場で勤務ができない場合は、休暇も使わなければなりません。
そんな状況に置かれた選手でありながら、これまで多くの大会で優秀な成績を上げています。
彼の練習、トレーニングのスタイルの一つが、
「本番のレースが練習」
というもの。
それはしょうがないでしょう。
だって、普段は、公務員としての仕事が大部分を占めているわけで、与えられた時間は、平日の朝晩、そして休日しかない。
限られた時間を有効に活用するのに、
「本番のレースが練習」
は、ある意味離れ業であり、当然の帰結とも思えます。
実業団で、走ることが仕事、としてお金をもらっている、練習ばかりしていればいい(もちろん、成績も出さなければダメですが)プロ選手らに伍して戦っている。
川内選手を批判する前に、プロ選手も奮起してほしい。
日本陸上界の復活を願う、いちファンの想いです。
ただいま、川内選手はトップを走っています。
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